ふるえ、土深く、光と



ぼくは
触れられる対岸
ようこそここまで




第10回協同企画展おんさ(映像部門)参加作品。
“詩と踊り”として共作の映像作品です。

写真にもあります木の机、椅子は
岡山在住の木彫作家の神﨑由梨さんの作品です。
(作品そのものはすでにお嫁に行ってしまったそうです)
泥んこの手のひらで共演もしてくれました!

春の頃、彼女の案内で岡山というすばらしい土地に出会い、歩いていく方々で踊りが生まれました。
それから断片を繋ぎ合わせ、風景、踊りに向かって言葉を投げかけました。
映像の中で一つの「視覚」で捉えられる詩と踊りは私たちにとってとても新鮮で、同じ時間軸を進み、終わっていく映像というアプローチの面白さを知りました。
朗読会とはまた違う体験をしていただけるかと思います。

普段の詩と踊りの作品づくりと違う方法で作っていったので
ほんとうにほんとうに難産でした。
自分が一番恐れていて一番尊く思っているのは
やはり言葉未然のものなんだなと思い知りました。
タイトルの最後に「光と」と名付けてくれたのは高野さんです。
野草の花冠をもらったみたいでうれしかった。
両目ひらいて、詩と踊り、見つめてほしいです。

期間中、同会場ではおんさ〔平面部門〕の作品展も開催中です。
きっと良い出会いがあることと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。


詩と踊り
池田彩乃
高野裕子

撮影
池田彩乃

編集
高野裕子
池田彩乃

協力
神﨑由梨
http://kanzakiyuri.webcrow.jp/


おんさ(映像部門)
7月22日(土)〜8月5日(土)
13:00-19:00
(最終日18:00迄)
[水・木休み]
会場:hitoto
http://hitoto.info