あたらしい季節のおしらせ

2020/01
池田彩乃 根本万智 二人展
「舟旅(本屋の中の港へ)」
2月20日(木)~2月24日(月・祝)

朗読会「声で叶える」
2月22日(土)夜の部 18:00~19:00
2月23日(日)昼の部 15:00~16:00
各部定員10名(※要予約)
読む人:池田彩乃
料金:ドネーション制(投げ銭)

ご予約の際に、聞きたい詩を教えていただけたら朗読します。
池田作のものであれば、詩集『舟』以外からも選んでいただけます。
ご予約受付:ikdayano@gmail.com(お名前、人数、聞きたい詩)

詳細はこちら


2019/12
「おめでとう」のページをつくりました。

2019/11
約2年ぶりの新刊詩集『舟』ができました。

2019/3
詩集『発光』を再々発光します。


2018/12〜
フリーペーパー「この星紀行」再開!
メールフォーム改装中のためお手数ですが、以下アドレスやSNSからお声がけください。
ikdayano☆gmail.com(☆→@)
最新号についてはtwitterとinstagramにてお知らせします。


書けなさの前に立っていて
言えなさの前で笑っていて
いて
ほしい
たとえようがなくて
あなたに尋ねてしまいたくなる

ここで
なにが起きているの


【おしらせ】

池田彩乃 根本万智 二人展
「舟旅(本屋の中の港へ)」
2月20日(木)~2月24日(月・祝)
※原画のみ3月5日(木)まで展示
12:00~20:00 水曜定休

青と夜ノ空
東京都武蔵野市吉祥寺南町5丁目6−25
http://www.aotoyorunosora.com/

朗読会「声で叶える」
2月22日(土)夜の部 18:00~19:00
2月23日(日)昼の部 15:00~16:00
各部定員10名(※要予約)
読む人:池田彩乃
料金:ドネーション制(投げ銭)

ご予約の際に、聞きたい詩を教えていただけたら朗読します。
池田作のものであれば、詩集『舟』以外からも選んでいただけます。
ご予約受付:ikdayano@gmail.com(お名前、人数、聞きたい詩)

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もくじ

2012.2.5
無題
今宵に名前をつけるなら
ふるえ、土深く、光と
春に生まれた舟
さわれます
この星のダンス
雨雪の日
逡巡
窓を隔てて
祈りを渡す
百年の散歩
問いかけ
音楽
通過する
春分
すがたかたち
きみを知っている

花の名
ひとつ
うたういえ
体の思い出
名前を待っているものがまだ幾億もある世界だここは
灯台
清濁の川
我は夏の日
畔にて別れる
風に舞い上がった
雨季のある国にて
迎え火
それはひかり
春のかたち
大晦日
言葉による写生
邂逅
十指
円環

2016年、2017年にひらいた朗読会「今宵に名前をつけるなら」で朗読したものなど、声と親しい詩を中心に全39篇を収録。
「ここにあるよ」と言いたい詩集ができました。
今は大事な手紙を宛て終えたあとのように安心しています。
装画、挿絵は個展を中心に活動されている根本万智さんにお願いしました。

『舟』
88ページ – 160mm×180mm – 1,500円(税込)
装画・挿絵 根本万智
https://kobunefune.tumblr.com/

取扱店

☆が付いているお店はwebshopでもお取り扱いいただいています。

発光


いつか 白い白い光のなかで そのひとの問いに
わたしは
全部です と答えたことがあった

2019.3 再々発光(行)のお知らせ

2017年4月に再発光(行)した『発光』が一年ほどで約百三十部、旅立ってゆきました。
手にとってくださった方々、届けてくださった書店のみなさま、ありがとうございました。
長らく在庫を切らしていましたが、この度再々発光いたします。
装幀をまた新たにし、価格もすこし下がりました。

詩集は、余りあるもので在りたいという思いがあります。
誰かが手を伸ばしたくなったそのときにそこにいられるように、待つ側で在りたい。
私家版なのでやっぱりたくさんの在庫は作れないのですが、
思いをすこしずつ形にすべく、この度の再々発光に至りました。
引き続き、『発光』をよろしくお願いいたします。

新規取り扱いについてのご相談もお待ちしています。
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雑誌アンドプレミアムのウェブマガジンにて、「本と音楽 紙片」が選ぶ「大切な言葉に出会える本」として詩集『発光』をご紹介いただいています。
https://andpremium.jp/book/books-154/

 

再発光の際にいただいたコメント

詩集を照らす言葉たち。ありがとうございます。

『発光』に感動した2月から、さらに一年以上たったんですね、はやい。
言葉にできないものを言葉で伝えようとする
人間がものを書く営みの、切なさとよろこびが結晶した一冊です。
初夏の季節にリニューオウ、おめでとうございます。 

雪舟えま
歌人・小説家 (北海道)

発光 という 本。
この中にある言葉たちは「ほらそこ、」ってとこにある言葉。
車の排気ガスの側に植えられた桜並木。
地面はアスファルトで固められ靴を痛めながら足早に歩く日々。
それが私たちの常。
夜道に雨空で見えない月灯りを頼るより道端のLEDを頼る。
今、すぐそばで発光している、だからこそ救われる。そんな本。 

ハマダサトミ
お菓子とコーヒー研究室 ハマ・ノ・テlabo(兵庫)

彩乃さんの言葉の選び方は、不思議だけれど、温かくて、安心する。
そして、喜びも、希望も、悲しみでさえも、すべて、光を放っている。
心を照らしてくれるように。このタイトルはほんとうに、とてもぴったりだな、とおもう。
ふとした時に、手に取って、じっ、と眺めるように、彩乃さんの言葉をいただいています。
何気ない日々の、生活にある風景が、ぽっ、と頭の中に、綺麗な色彩をともなって、浮かぶのです。
(だから、安心するのかもしれないな) 

星乃
(富山)

池田さんの言葉は隙を見てる。
何の隙かは分からない。
いいものか悪いものかも分からない。
大抵そこには光が差してる、平凡な大阪の光に身を浸す作家が見える。
言葉たちは迷いなく作家の思念を指す。
すべてに怯えている自覚を持つことで強くなってしまう自分に焦っているのではないか、とも思う。
きっとそんな時、隙間にはさむ手紙を書くように本を作るのだろう。
無数に存在する誰かのポストに向けているようで、自分に投函しているのだろう。
隙間で猫を見ました。網膜、生きてますか?
昔のように自分の弱さ、愛せますか?と 

コバトレーベル 小鳩ケンタ
詩人(大阪)

「雄弁なひかりを問う」 

池田彩乃さんの言葉に初めて出会ったのがいつの事だったのかはもう思い出せない。
ただ、一つ言えるのは、いつでも、同じ時代を生き抜いている、という愉悦がそこに在ったという事。
池田さんの言葉はくるくると、同じことを描き続けている。
しかし池田さん自身は同じ所に立ち竦んでいるわけではない。
いろんな地点から、観測されてきた「光」というものがあって、
それは言葉なのかもしれないし、
もっと別なものかもしれない。
いつでも、池田さんの言葉はいのちや鼓動、生活を感じさせる。
それはすなわちきっと光だ。
光があるから生きてゆける、というよりは、個々が光を放っていることへの確証。
発光し続ける何かがあることを発見させてくれる。
安心して、ひかっていてよいのだという優しさと、外敵から身を守るためにひかりなさいという厳しさ。
その両方があって、はじめて、実感を持って立ち上がりひかり始める言葉たちがある。

井筒沙奈
(大阪)


『発光』
34ページ — 文庫(105×148mm) — 1,000円(税込)
解説 雪舟えま(小説家・歌人)

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つづきを読む “発光”

一杯の水を注ぐ手紙


これは
あなたが読むためにすべて
すべて忘れゆくあなたのために

無数の降る点と注ぐ点
指先の感覚から思い出される詩集になれますように。
手紙のような一篇を綴じました。
今、だれかと出会い別れてゆくことがあればこれを差し出します。

『一杯の水を注ぐ手紙』
16ページ — 138×85mm — 800円(税込)

取扱店

☆が付いているお店はwebshopでもお取り扱いいただいています。

つづきを読む “一杯の水を注ぐ手紙”

藤本徹 朗読会「大阪で 青葱を切る」

東京在住の詩人 藤本徹さんの朗読会が
大阪は緑地公園近くの書店「blackbird books」さんにて開かれます。
ゲストとして一緒に朗読をさせていただくこととなりました。
以下blackbird boooksさんからのお知らせです。


店主が一読して惚れ込んでしまった詩集「青葱を切る」
その魅力を伝え続けて半年以上が経ちました。
お陰様でたくさんの方に手に取って頂き、反響を頂戴しております。
(詩集は藤本さんのお手持ちの分も含めて全て完売しております)
そしてこの度著者である詩人、藤本徹さんを東京からお招きして朗読会を催すこととなりました。
ゲストには当店でも詩集「ほとり」「発光」「私は祝日」でお馴染み、主に関西で活動する詩人池田彩乃さんです。
藤本さんと池田さんによる二人の詩の朗読会。
一夜限りのイベントです。
皆様のご来店をお待ちしております。
10/7(土)18時より

ご予約は店頭、お電話、メールにて承ります。
お名前、ご連絡先、人数をお知らせくださいませ。
06-7173-9286
info@blackbirdbooks.jp
参加費:1000円+ワンドリンクオーダー

『青葱を切る』は藤本さんの第一詩集。
ユリイカや現代詩手帖で詩を投稿されていたことなどの活動を当時は知らなかったので
いつかちゃんと詩に出会いたいなと思ってたところ
刊行のタイミングをSNSの縁のめぐりで知ることができて
藤本さんにメールを送り手に取ることが叶ったのでした。

藤本さんの詩の中にある街、雑踏、にぎやかなところ
あるいは隣にいる人の傍から
ふ、とひとり離れていく心の様
酔いが覚めはじめた時に似たあの感覚。
何か自分の意思ではふれられない大事なものを思い出せそうな、そんな。
はじめの一篇を読み終えて
それから声に出して読んで
詩集と出会えたことうれしく思いました。

あと藤本さんの書く春がとてもすきです。
そんなお話もできたらいいな。
(できるんだろうか!)
とにかく藤本さんの朗読、わたしもはじめてなので
聞けることただただ楽しみにしています。

『青葱を切る』を扱われている書店をいくつか見かけたのですが
blackbird booksの店主吉川さんが書かれたコメントが
一読者としてうれしくなってしまうほど良くて。ぜひこちらも一読をおすすめします。
http://blackbirdbooks.jp/?pid=113665670

藤本さんの詩集は私家版のためもう在庫がないそうなのですが
どこかの書店で出会えた方はぜひ手に取ってみてください。
それから10月7日の夜、お会いできるとうれしいです。
よい夜になると思います。