あたらしい季節のおしらせ

2019/3
『発光』を再々発光します。詳細はこちら

こちらではお知らせできていなかったいろんなことをまとめました。
「春の手前にて」


2018/12〜
フリーペーパー「この星紀行」再開!
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発光


いつか 白い白い光のなかで そのひとの問いに
わたしは
全部です と答えたことがあった

2019.3 再々発光(行)のお知らせ

2017年4月に再発光(行)した『発光』が一年ほどで約百三十部、旅立ってゆきました。
手にとってくださった方々、届けてくださった書店のみなさま、ありがとうございました。
長らく在庫を切らしていましたが、この度再々発光いたします。
装幀をまた新たにし、価格もすこし下がりました。

詩集は、余りあるもので在りたいという思いがあります。
誰かが手を伸ばしたくなったそのときにそこにいられるように、待つ側で在りたい。
私家版なのでやっぱりたくさんの在庫は作れないのですが、
思いをすこしずつ形にすべく、この度の再々発光に至りました。
引き続き、『発光』をよろしくお願いいたします。

取扱店、近日中に更新予定です。
新規取り扱いについてのご相談もお待ちしています。
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雑誌アンドプレミアムのウェブマガジンにて、「本と音楽 紙片」が選ぶ「大切な言葉に出会える本」として詩集『発光』をご紹介いただいています。
https://andpremium.jp/book/books-154/

 

再発光の際にいただいたコメント

詩集を照らす言葉たち。ありがとうございます。

『発光』に感動した2月から、さらに一年以上たったんですね、はやい。
言葉にできないものを言葉で伝えようとする
人間がものを書く営みの、切なさとよろこびが結晶した一冊です。
初夏の季節にリニューオウ、おめでとうございます。 

雪舟えま
歌人・小説家 (北海道)

発光 という 本。
この中にある言葉たちは「ほらそこ、」ってとこにある言葉。
車の排気ガスの側に植えられた桜並木。
地面はアスファルトで固められ靴を痛めながら足早に歩く日々。
それが私たちの常。
夜道に雨空で見えない月灯りを頼るより道端のLEDを頼る。
今、すぐそばで発光している、だからこそ救われる。そんな本。 

ハマダサトミ
お菓子とコーヒー研究室 ハマ・ノ・テlabo(兵庫)

彩乃さんの言葉の選び方は、不思議だけれど、温かくて、安心する。
そして、喜びも、希望も、悲しみでさえも、すべて、光を放っている。
心を照らしてくれるように。このタイトルはほんとうに、とてもぴったりだな、とおもう。
ふとした時に、手に取って、じっ、と眺めるように、彩乃さんの言葉をいただいています。
何気ない日々の、生活にある風景が、ぽっ、と頭の中に、綺麗な色彩をともなって、浮かぶのです。
(だから、安心するのかもしれないな) 

星乃
(富山)

池田さんの言葉は隙を見てる。
何の隙かは分からない。
いいものか悪いものかも分からない。
大抵そこには光が差してる、平凡な大阪の光に身を浸す作家が見える。
言葉たちは迷いなく作家の思念を指す。
すべてに怯えている自覚を持つことで強くなってしまう自分に焦っているのではないか、とも思う。
きっとそんな時、隙間にはさむ手紙を書くように本を作るのだろう。
無数に存在する誰かのポストに向けているようで、自分に投函しているのだろう。
隙間で猫を見ました。網膜、生きてますか?
昔のように自分の弱さ、愛せますか?と 

コバトレーベル 小鳩ケンタ
詩人(大阪)

「雄弁なひかりを問う」 

池田彩乃さんの言葉に初めて出会ったのがいつの事だったのかはもう思い出せない。
ただ、一つ言えるのは、いつでも、同じ時代を生き抜いている、という愉悦がそこに在ったという事。
池田さんの言葉はくるくると、同じことを描き続けている。
しかし池田さん自身は同じ所に立ち竦んでいるわけではない。
いろんな地点から、観測されてきた「光」というものがあって、
それは言葉なのかもしれないし、
もっと別なものかもしれない。
いつでも、池田さんの言葉はいのちや鼓動、生活を感じさせる。
それはすなわちきっと光だ。
光があるから生きてゆける、というよりは、個々が光を放っていることへの確証。
発光し続ける何かがあることを発見させてくれる。
安心して、ひかっていてよいのだという優しさと、外敵から身を守るためにひかりなさいという厳しさ。
その両方があって、はじめて、実感を持って立ち上がりひかり始める言葉たちがある。

井筒沙奈
(大阪)


『発光』
34ページ — 文庫(105×148mm) — 1,000円(税込)
解説 雪舟えま(小説家・歌人)

取扱店

☆が付いているお店はwebshopでもお取り扱いいただいています。

つづきを読む “発光”

一杯の水を注ぐ手紙


これは
あなたが読むためにすべて
すべて忘れゆくあなたのために

無数の降る点と注ぐ点
指先の感覚から思い出される詩集になれますように。
手紙のような一篇を綴じました。
今、だれかと出会い別れてゆくことがあればこれを差し出します。

『一杯の水を注ぐ手紙』
16ページ — 138×85mm — 800円(税込) — 150部(2019.4増刷)

取扱店(各店ごく少部数の取り扱いになります)

☆が付いているお店はwebshopでもお取り扱いいただいています。

つづきを読む “一杯の水を注ぐ手紙”

光るよ


ここに ただひとつきり 在ることを
抱きしめるために
立っていよう


一篇の詩とダンサー高野裕子さんの踊りのセッションのような内容になっていて
詩を声に出しながらシャッターを切るというふしぎな撮影を経て生まれました。
詩と踊り、言葉と体は遠く別々のものなのにそれらは時々、離れがたく交ざり互いを自身へ編み込んでゆくような瞬間があります。
そうした時間、感覚を紙の上に残せたような気がしています。
こちらは「TOKYO ART BOOK FAIR 2017」
SUNNY BOY BOOKS&c.i.p.booksセレクトの雑誌「GINZA」ブースにて初売でした。
会場にて手に取ってくださった方、ありがとうございました!
https://ginzamag.com/archives/34085

朗読会「今宵に名前をつけるなら」でご一緒している高野さんのプロフィール
改めて掲載させていただきます。
高野さんは11月に新作公演「息をまめる」を控えておられます。
こちらのページもぜひご参照ください。
◆「息をまめる」特設ページ
https://kotoen2017.tumblr.com/


高野裕子  Yuko Takano
振付家・ダンサー
1983年生まれ
2006年 大阪芸術大学舞台芸術学科 舞踊コース卒業
2010年 神戸女学院大学音楽学部 音楽学科 舞踊専攻卒業
Owen Montague、村越直子、島﨑徹に師事
ポポル・ヴフ、松本芽紅見、0九、磯島未来ら同時代の作家作品に参加多数
2010年渡独 帰国後、2012年に自身のカンパニー【UMLAUT】を設立

ミツヴァテクニック(姿勢法) アシスタント講師
特別支援学級へのアウトリーチ講師も務める
2016年 瀬戸内国際芸術祭「nomad note dance」振付・出演
2016年 主催公演「Sheep creeps the roop」振付・演出


『光るよ』
28ページ — A5(148×210mm) — 1,000円(税込) — 50部
被写体:高野裕子(UMLAUT)

取扱店(各店ごく少部数の取り扱いになります)

随時追加させていただく予定です。
☆が付いているお店はwebshopでもお取り扱いいただいています。

つづきを読む “光るよ”

藤本徹 朗読会「大阪で 青葱を切る」

東京在住の詩人 藤本徹さんの朗読会が
大阪は緑地公園近くの書店「blackbird books」さんにて開かれます。
ゲストとして一緒に朗読をさせていただくこととなりました。
以下blackbird boooksさんからのお知らせです。


店主が一読して惚れ込んでしまった詩集「青葱を切る」
その魅力を伝え続けて半年以上が経ちました。
お陰様でたくさんの方に手に取って頂き、反響を頂戴しております。
(詩集は藤本さんのお手持ちの分も含めて全て完売しております)
そしてこの度著者である詩人、藤本徹さんを東京からお招きして朗読会を催すこととなりました。
ゲストには当店でも詩集「ほとり」「発光」「私は祝日」でお馴染み、主に関西で活動する詩人池田彩乃さんです。
藤本さんと池田さんによる二人の詩の朗読会。
一夜限りのイベントです。
皆様のご来店をお待ちしております。
10/7(土)18時より

ご予約は店頭、お電話、メールにて承ります。
お名前、ご連絡先、人数をお知らせくださいませ。
06-7173-9286
info@blackbirdbooks.jp
参加費:1000円+ワンドリンクオーダー

『青葱を切る』は藤本さんの第一詩集。
ユリイカや現代詩手帖で詩を投稿されていたことなどの活動を当時は知らなかったので
いつかちゃんと詩に出会いたいなと思ってたところ
刊行のタイミングをSNSの縁のめぐりで知ることができて
藤本さんにメールを送り手に取ることが叶ったのでした。

藤本さんの詩の中にある街、雑踏、にぎやかなところ
あるいは隣にいる人の傍から
ふ、とひとり離れていく心の様
酔いが覚めはじめた時に似たあの感覚。
何か自分の意思ではふれられない大事なものを思い出せそうな、そんな。
はじめの一篇を読み終えて
それから声に出して読んで
詩集と出会えたことうれしく思いました。

あと藤本さんの書く春がとてもすきです。
そんなお話もできたらいいな。
(できるんだろうか!)
とにかく藤本さんの朗読、わたしもはじめてなので
聞けることただただ楽しみにしています。

『青葱を切る』を扱われている書店をいくつか見かけたのですが
blackbird booksの店主吉川さんが書かれたコメントが
一読者としてうれしくなってしまうほど良くて。ぜひこちらも一読をおすすめします。
http://blackbirdbooks.jp/?pid=113665670

藤本さんの詩集は私家版のためもう在庫がないそうなのですが
どこかの書店で出会えた方はぜひ手に取ってみてください。
それから10月7日の夜、お会いできるとうれしいです。
よい夜になると思います。